お花畑から来ました。

バンギャルの燃えカス

その先がずっと暗闇でも 一人じゃなかよ 傍にいるから

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以前の記事でもちょっと触れた事なんですが、3年勤めた職場の契約が今日で終わりました。派遣は3年以上雇えないそうで、かと言って直雇用の椅子は空いてなかったので、仕方なく。
私の後任で来た人も派遣だから、3年後にタイミング良く契約社員の人が辞めない限りあの人も切られるのかなあ…


次の仕事は一応決まってるんですが、せっかく3年かけて業務のほぼ全てを覚えて、人間関係築いて、通い慣れた職場は離れたくなかったよねそりゃ…社内設備も整ってたし、休み自由に取れて髪色etc自由でバンギャル的に最適な環境だったし。



働き詰めだった前の仕事を辞めて、しばらくは自由に遊ぶぞ!と決めて、ライブとインスト行きまくってたけど、「ヤバい…そろそろ金が尽きて来た…金が無くてインストもここしか来られなかったし……次ツアーからどうする…😭」ってなって、タワレコ新宿でこのサインを貰って帰ってすぐに求人探して応募して1週間で採用までこぎ着けて働き始めて、2月からちゃんと収入を得てまたR指定を追いかけ始めたんだったなあ。

そんな行動力、R指定がいなかったら湧いてこなかっただろうな。仕事初めてからずっと、インストでサインもらう度に、デスクに飾る歌詞カードを新しくしてました。(ゆるい職場だったので全然アリだった。他にもバンギャルとかヲタクいたし)

サインもらった時の会話を思い出してニヤニヤしながら、次に会える日までまた頑張れた。会社でもライブ会場でも自分は1人だと思ってたけど、全くそんなことなかった。気付けなかったのは大バカでした。ずっとR指定が傍にいてくれてた。

彼等と私はアーティストと1ファンでしかないけど、“ 傍にいる”って、物理的な距離じゃなくて、心の中にいつもいて、声を聞いて笑顔を見れば元気が出て、その人のおかげで嫌なことでも頑張れて。
曲を聴けば「気持ちわかるよ、大丈夫だよ」って言ってくれてるような気がして。

本当は、それで十分だったんだよなあ…ライブやインストがあるのが当たり前でたくさん会えると、大切なことを忘れてしまう…


まだ次の仕事はどんな感じになるかわならないけど、今までより収入は良くなるので、いつR指定が戻って来てもツアーを回れるように!音源積めるように!その時ちゃんと「会えるまで頑張ってて良かったな」って思えるように、働いていこうと思います。

七様も1人でソロプロジェクト始めるんだもんね๐·°(৹>_<৹)°·๐私も1人で頑張る。マモも「これからは自分で決めたらいい」って言ってたもんね。
今はR指定から青春を一旦お返しされてる状態だから、自分でやらなきゃいけないもんね。


指定女子、また集まれる日まで、みんな生きよう。

私の2020年は

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今日から始めることにします。(七様カレンダー届きました🤗)

イラストも文字も、メンバーの誕生日にメンバーカラーで○が付いているのも、七様の「好き」が詰まった1枚でとても良い…

R指定としての活動がなくても1年一緒に過ごせるように作ってくれたと思うと、本当に嬉しい˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚


私はR指定というバンド自体が好きで、マモの歌と曲があってそこでベーシストに徹する七様を好きになったので、ソロを追うかどうかはわかりません。

七様は自ら前に出て来るタイプの目立ちたい人間ではないけど、活動を止めたくない、ファンを不安にさせたくない、R指定が、マモが戻って来られる場所を守りたいということがあっての決断だろうし、七様自身もあくまでR指定のベーシスト七星であることが一番なのは変わらないと思うので、やってほしくない!とかは一切ないです。

でも、やるからには七様がやってて楽しいと思える活動であって欲しい…!そしたら、私も途中から合流するかもしれないなあ。
別に、最初から100%じゃなくてもいいんだよね。


なんとか1人でも次の仕事探しも動けてるし、だんだんR指定以外の好きな物(1つ前の記事に書いたようなこと)で楽しみを感じる気持ちも取り戻せたし、またR指定に会えるまでの最初の1年、ちゃんと生きるよ~⸜( ' ᵕ ' )⸝

バンギャルが突如うたプリにハマって90回映画見に行った話(前編)

先日、自分の気持ちの整理の為にと書いたR指定活休にあたっての文章を多くの方に読んで頂いて、モヤモヤや沈んだ気持ちがだいぶ昇華されたような気がしました。ありがとうございました(´;ω;`)


その直後にアレなんですが、私、ビジュアル系以外にも趣味がありまして…

これから書くのは、色んな事が重なってあんなに大好きなR指定とすら距離を置いていた時期の話なんですが。
最初に書いておきたいのは、私は生きてる人間が人生を懸けてやっているビジュアル系バンドというものを長年見て来たので、これから書く対象については私の中でバンドを超えることはできない、バンギャルやってるよりは得られる喜びは少ないと思ってやってる「趣味」だということです。(バンギャルは趣味じゃない、人生)


私の人生、小学生でビジュアル系に出会って以降、1つバンドを上がってもまたすぐに新しいバンドを好きになり、通い、また冷めては別のバンドに…を繰り返し、幾多のバンドと都道府県を渡り歩き、常に通っているバンドは~5バンド、月のライブ・インスト本数10本前後と、バンド中心の生活というかもはや生活そのものがバンドでした。

だったんですけど、30歳を過ぎた辺りから次第に、バンギャル活動をする上でそれまで感じなかった疲労や熱意の消失を感じるようになり、確保してあったチケットを紙屑にする回数が増え、ついにはほとんどのバンドに行くことを辞めてしまい…

でも子供の頃から人生のほとんどをビジュアル系ヲタクとして過ごして来たので、ヲタクじゃない生き方を知らない。
何かのヲタクでなくなった(と思っていた)自分は自分でない、何をして毎日過ごせば良いのか、果てはこの先のまだ長い人生を何の為に生きて行くのかすらわからなくなり、休みの日は夕方まで寝て終わり、ただ毎日目の前にある仕事を虚しくこなすだけの空っぽな日々が続いていた最中、ある人達に出会いました。


みなさん、うたプリって知ってますかはい知ってますよね次行きます。

最初は本当に 本当に軽い気持ちでした。
暇だからソシャゲでもするかーとテキトーに探していたら目に止まった「うたプリ」こと「うたの☆プリンスさまっ♪」の音ゲー

その時点では内容もキャラも全く知らず、そもそもうたプリがアニメなのか、乙女ゲーなのか、音ゲーなのかすらも知識がなく(←結局はその全てだったんですが)「いきなり音ゲーだけ始めても楽しめるのかなあ。まあダメならすぐ辞めよ~」と軽い気持ちでインストール後立ち上げたら


「えっ何このキラキラ感、何この美形達、何この良い曲、えっえっ(^-^≡^-^)」


と、タイトル画面で既にプリンス達と彼らの音楽に歓迎を受けました。このコンテンツには「歓迎」されている、と思いました。

プリンス(アイドル)達を「応援」「育成」するのではなくて、プロのアイドルの彼らが、ファンとして私を歓迎して夢を提供してくれる、そんな印象でした。


音ゲーになっている曲達はどれもプロの作詞家・作曲家の方が作ったバリエーションに富んだ良い曲ばかりで、歌っている声優さん達もとても上手かったりキャラの個性が出ていたりで、音ゲーをプレイしては気に入った曲をDL、の繰り返し。

ホーム画面に好きなキャラを設定しておいて、着替えさせたりキャラが動いて喋ってくれたり(たまに怒られたり心配されたりデレられたり)する機能のおかげで、「毎日一緒に過ごしてる感」も味わえて楽しくて。


そしてこの音ゲーはわりと最近出たもので、本来はPSPの恋愛シュミレーション&リズムゲームで、その後アニメ化もされたと知り、ゲームもほぼ全タイトルプレイしてアニメも全期見ました。

ゲームはプリンス一人一人の生い立ちと性格を細かく知ることができて、「全員にそれぞれの人生がある、性格も違う。この人達は実在する人間だ」と思ってしまう説得力があったし、アニメはまた別角度でグループとして成長して団結して売れるまでを描いていて「アイドルとしての彼らをファンとして応援する」ことのリアリティが増して、ちゃんと考えて作られてんな…と思いました。怖い。


そしてここから先が90回見に行った狂気の劇場版の話なんですが、長くなるので後編と分けますね。

マイメロはフェイク!

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私、病んでるバンギャル!こっちは指定のチケの半券と七様との2ショチェキだけを入れるためのファイルと、また指定のライブに行く時に使う用に今から買っておいたチケホ。

フェイクじゃないよ本当に好きなんだよ₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎

あなたがいれば明日になれる

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2012年から2019年まで好きで2016年からは執拗に追いかけていたバンド、R指定が、12月29日に無期限活動休止に入りました。
10年止まらずに活動し続けて来たあの規模のバンドが、つい先日までツアー中だったのに発表から1週間後のライブであっさり活休してしまったのはあまりにも現実味が無くて、まだ「R指定の活動がもうない」というのがどういうことかよくわかってません。



以前、とあるアーティストが「学校で普通の青春を送れなかった子達も、ちゃんとバンドのおっかけを通してそれを経験することが出来るんだよ」(ニュアンス)ということを言っていたのがずっと胸に残っていたのだけど、R指定はまさにそれでした。

メンバー、少なくともマモはそれを大いに自覚してくれていて、歌詞でもSNSでもライブのMCでもそう言ってくれてました。


好きな服を着て好きな人に会いに行って、友だちとはしゃいで写真を撮って、っていう私がまともに経験できなかったことをする場所を、十数年経って同世代の彼らが与えてくれました。

30歳過ぎて通い始めた私には遅過ぎた青春でしたが、R指定の曲が、歌詞が、七様のベースを弾く姿が、笑顔が、ステージに立つその姿勢が、遠征の旅路が、マモの「とりあえず今は生きろ」が、R指定が活動していて会いに行けるということが、仕事で罵声を浴びても休憩が取れなくても頑張る力をくれたし、そんな現状を変えるべく転職する勇気をくれたし、仕事が見つかるまでの期間の不安や情けない思いを打ち消してくれたし、ゼロから新しい職場でやって行く力をくれていて、「依存しながらでも生きてていいんだ」「職場は自分の生きる場所じゃない、私の本当の人生は休みの日にライブハウスにいる時間だ」と思わせてくれて、どうにか私を生かしてくれていました。



楽しみも何も無いド田舎でクソつまらない日常を送っていても、その私の人生の横を常にR指定が並走していてくれて、彼らは彼らで私が会いに行けない日にはリハなりレコーディングなり撮影なり見えないところで頑張っていて、休みの日に会いに行った時だけライブハウスでお互いの人生が交わって、共有する同じ景色と思い出の個数が増えて行って、会えなかった日が報われて、また次の会える約束に向かって日常に戻る、っていうのを当たり前に何年も繰り返してたんですけど、それって全然当たり前じゃなかったんですよね。

R指定は盤車で前のツアー先から、私は新幹線やバスを乗り継いでド田舎の日常から、お互いに同じ箱を目指して走って、開演時間になったらやっと会える、っていうことが奇跡だったのを今になって思い知らされました。

自動的に新曲やツアー日程が出てライブが供給されてるような気になってたけど、それを頭を捻って考えて生身の体でステージに立ってボロボロになりながらツアーを回ってくれている必死の彼らがいたから実現してたのに。

だから活休の理由として、「新しい物を提示することができない」「疲れた」と言われた時、ハッとして、「それは仕方ないな」と思いました。


国技館の活休(凍結)ライブで、マモに「R指定が預かっていた青春を、一旦返します」と言われました。その一言で「ああ、もう自分だけで頑張って生きて行かなきゃ行けないんだなあ…1人なんだなあ…」と活休するということの重さがのしかかりました。
あれだけ私達のお兄ちゃんでいてくれて「大丈夫だよ」って言ってくれていたマモが、これまでしっかりと預かっていた私達の青春を「ゴメンね、」って手放して「これからは自分で頑張れ」って言ったことは、私にとっては別れ話みたいなものでした。


そこそこ彼らを見て来た身として、彼らは活動再開するんじゃないかな、と思える根拠はあるんですけど、それがいつになるかはわからないので、あと何回彼らのいない、ツアーもリリースもない、Twitterで自撮りの1枚も見られない、そんな毎日を、春夏秋冬を、あと何回無機質に心を殺して繰り返したらあの日々が戻って来るんだろう、そう考えると心が折れます。
ツアーがなければ、もう季節を感じることすらないかもしれない。


R指定の曲、1曲1曲に全国各地のいろんなライブハウスで聴いた思い出があって、リリースから聴いてる曲はその時仕事がこうだったけどこの曲で頑張れたな、っていう記憶が伴ってて、遠征先の夜バスを待つ空気の冷たさも野外ライブの太陽の痛さもライブ後に食べたご飯も全部思い出せる。

年齢が年齢だったので指定女子の友達を作るのははばかられて、ワンマンやインストはいつも1人だったけど、会いに行けばメンバーがいて、同じ穴の狢の指定女子がわんさかいて、一人ぼっちと感じたことはなかったし、イベントは誰かと一緒にワイワイできることが多かった。とにかく、R指定が活動して予定があって会いに行けるだけでどこにいても1人じゃなかった。



3年前にR指定に背中を押されて頑張った転職活動で入れた今の職場も、契約が切れるので今月でサヨナラしなければならなりません。(タイミング悪過ぎうけるそれな)
今度の転職活動は1人なんだな、「これが終わったらライブがあるから」とも思えないし、受かってもメンバーに報告してよかったねとも言ってもらえないし、ダメでも励ましてもらえないし、そもそもライブ無いのに何のために働くのかわかんないし…


今すぐちゃんとしなくていいから「とりあえず今は生きろ」と言ってくれたのは、マモが初めてでした。転職活動中に行ったライブでも「今はニートだっていいじゃん」って言ってくれて、理不尽さとストレスに耐えかねて仕事休んで急遽行ったライブでは、お土産かのごとくナイスミラクルで七様のピックをキャッチできたりして、それをお守りにして次の日からまた働いて。そういうのがもう、無いんだなあっていうのが、不安で虚しくてしょうがないです。


実際に青春と呼ばれる年代に救ってくれたのはRaphael華月というまた別のすごい人だったけど、同世代なのに私を背負ってくれて、励ましてくれて、いつでも責任持って完璧にステージに立っていたR指定5人がいなかったら、大人になってからは生きて来られなかったと思います。



マモが返してくれた私の人生、次に会える時までちゃんと自分で大事にして行かないとダメですね。まだどうやって頑張ったらいいかわかってないけど、R指定に生かしてもらってここまで来たので、終わりにするのはもったいないからまだ生きてみます。