お花畑から来ました。

バンギャルの燃えカス

青春の輝き

-青春-

-青春-

世の中のまともな人達が青春してる時期に青春できなかった私に後からそれをさせてくれたのは、追いかけていたバンドだった、というのは前も書いたけれど

彼らに会うという目的だけでなく、その為に服を買い、新幹線に乗り、知らない土地を歩き、ちょっといいホテルに泊まり、友達と呑み、名物を食べ、お土産を買って「しゃーねー明日からまた働くかー(来週も名古屋来るし)」みたいな感じで帰るというその全てが「ライブ」だったんだと、行かなくなってしまってから気が付きました。

遠征じゃなくても、ふっと「ああ、あの時間好きだったなあ」って今思い浮かべるのが、目当てのバンドが出終わった対バンで、後ろに下がって瓶のZIMA飲みながらトリが出るのを待ってる転換中、とか。好きなバンドを見ることだけでなく、ライブハウスっていう空間と、日常(田舎)を離れて自分が好きな世界に居る時間(と酒)が好きだったんだなあと。


一番好きなバンドが活休してしまっているからというだけでなく、私にはもうどのバンドにもかつてのような熱量で通うことが出来ないし、一緒に行ったり現場で会ったりしていた友達ももうほぼいないし(好きなバンドがお互い変わってしまったり、疎遠や絶縁状態だったり…)

バンギャルバンギャル(キャンディキャンディみたい)してない自分は楽しくないのに、もうバンギャルを楽しめないことがわかってるので戻れない。私は何者なのか……小6からずっとビジュアル系しか知らずに生きて来たせいで、それ以外の生き方がわからない…

みんな、何を楽しみに生きてるの?ライブ以外にそんな楽しいことなんてある??だからみんな結婚とかすんの?それってライブより楽しい?旦那って本命バンドマンよりカッコいいの?優しいの?面白いの?ベース弾けんの??

私には多分、向いてないです…あの強烈な楽しさを知ってしまっているし、20年以上もその中で生きて来たから…もう廃人になるしかないんだ………ウッ…