お花畑から来ました。

バンギャルの燃えカス

宣戦布告 負ける気はzero

人生の大半をクソどバンギャルとして過ごし、30過ぎてやっとそれに燃え尽きてからは2次元アイドル(うたプリあんスタ)に熱中していたのですが、原点回帰で二十数年ぶりにジャニーズJr.を好きになりました。

人生、振り出しに戻り、頭ではなくペンライトを振る生活になりました。


今さら出戻った経緯は長いので省きますが、まず最初に

「人気のあるJr.はデビュー前から既にグループを組んでいて、そのメンバーでデビューを目指している」

というシステムの変化に驚きました。

四半世紀前の生き残りとしては、

「ジャニーさんが選んだ予想外のメンバーが、ある日突然とんでもねえグループ名でデビュー発表される」

のが良かったんですけどね~もうジャニーさんいないしなあ…


で、「デビューの時に集められる」のではなく「決まったメンバーでデビューを目指す」のって、「インディーズバンドがメジャーデビュー目指す流れに似てるな...?」ということに気付いた。


私が学生の頃、ビジュアル系バンドはみんなメジャーデビューして武道館でワンマンやることを目指してたのに、いつからかインディーズでもメジャーとほぼ同等の活動ができるようになって、武道館もインディーズのままやってて、誰も「メジャーデビュー」なんて言わなくなってた。

昔と違って専門店に行かなくてもネットでCD買えるし、インディーズでそれなりに大規模な活動と流通があればいいのかなと、こっちもそれに慣れていた。

がしかし。ジャニーズの場合、デビューしないとCDが出せない。


デビュー前でもオリジナル曲は貯まっていくのに、それらが誰でも聞ける形で世に出ることはなく、ライブで披露する場も年に数えるほど、短期間しか与えられない。

Jr.がレギュラーの音楽番組(四半世紀前はなかったねこれ!)はあるけど、やっても1組1曲だし、カバー曲メインだし、ライブと比べたら当然物足りない...(そして若年層しか観覧に行けないという決まりがある地獄)

そうなって来ると、必然的に「デビュー……してもらわな……こっちが困る……」ってなって来るし、20代になってグループ組んでやっと芽が出て来たメンバーが「デビューしたい!」「横アリ単独目指す!」って言って頑張ってるのを見ると、某マイナー盤をサイバー初ワンマンからお茶の間にまで送り出した女(自称)としては「わかった!!!任せて!!!」となってしまう。

ので、現代のJr.担、バンギャルがなったらダメなやつだった。知らなかったじゃん…教えといてよ…

自分の「そういう」習性は治らないことを知っている為、私はこのグループを好きでいることの「覚悟」を早々に受け入れました...



デビューを目指す言葉だけでなく、彼らの、もらった仕事の一つ一つを大切にしている姿勢や、他Gと違ってYouTubeチャンネルがなくても短い動画をこまめに更新して届けてくれるところ、しっかり内容のあるブログを書いてくれるところ、舞台や先輩のツアーバックやドラマ撮影etcが重なっても疲れた様子も見せずにどれもこなしているところを見ていたら、口で言ってるだけじゃないっていうのが伝わって来て、自然と「デビューして、もっと彼らがやりたいことが出来るようになって、それをたくさんの人に見て欲しい」と思うようになって(←こうなったらもう引き返せない)


確実にダイヤの原石だけどまだ覚醒してないなって思ってたメンバーが、ツアーバックの初日とオーラスで見違えるほど良くなってたりとか、先輩Gのファンから明らかに歓迎されてないその現場で懸命に踊る彼らと、孤立無援でも彼らのペンライトを振った私の思いとか、番組で同じ曲踊っても半年前とは比べ物にならないぐらい魅せ方がカッコよくなってたりとか、初主演ドラマが決まった時の喜びとか、「短期間での成長が見られる」のと、「その瞬間に自分が立ち会えてる喜び」が、どうしようもなく「通ってるバンドが売れる過程」に似ていて、私みたいな性質の人間には、デビュー組を好きになるのとは違う沼なんだよ...


ツアーバック12公演を経てからの単独公演がめちゃくちゃカッコよくて、満を持してって感じで、ツアーで得たものを全てそこに活かして注ぎ込んでる感じがして、これはツアー全部見てからこの公演見ないとわからなかったことだったと思うので、成長の過程を見る(と言ったら偉そうだけど)だけでなく、何がどこに繋がるかわからないから、どの現場も見逃せないんですよね...


あと、デビュー組と違ってまだバンドと同じ距離感の箱で見られるので、ドーム規模での「どうせ実物豆粒だし、双眼鏡越しだし、向こうからはこっち見えんし」みたいな「傍観してるだけ」感がなくて、それもヤバい。まだギリ双方向。(と思ってる)


最初に載せた写真は、この夏、彼らの単独公演が行われたTDCH(バンギャル時代にもよく行ってて思い出深い)の近くにある東京ドーム前で、公演後に「いつかこっちで単独やろうな...!」という想いで撮った1枚です。
写真では伝わらないけど、泣きそうになりながら撮ってます。


バンドのメジャー発表や初武道館の告知の時に客席から上がる歓声、初めて見るメンバーの泣き顔、ファンのすすり泣く声、当日までのお祭り騒ぎな雰囲気、もう味わうことは無いと思ってたけど、ここに来てあの感じがまた甦って来た。

バンギャルの時はとりあえずいつも武道館目指してましたが、今の目標は横浜アリーナです!
(あ、でも来月は14年見て来てるバンドの念願の初武道館行って来ます!)


人生最後に私をデビュー発表でもう一度泣かせてくれ、IMPACTors
TGC × Johnnys' Jr. SPECIAL LIVE|第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER - YouTube

挑むのは Top Of The World…………!!!!!!!

とりあえず今は生きろ

さらばビッチ

さらばビッチ


って、「ちゃんと生きろ」っていう説教でもなく、無責任な「大丈夫だよ」でもなく、一番大切なことを言ってくれてる歌詞だなあと思います。
初めてライブでマモの叫びを聞いた時の衝撃、感動、救われた気持ち、ずっと覚えてる。



前の職場をクビ(派遣雇い止めだけど、本来あるはずの契約社員への変更がなくて、まあクビみたいなもんだった)と宣告されてから、今日で1年経ちました。
世間がボーナスだって言ってる日に、一度もボーナスを貰えたことがない職場の退職を言い渡されて、今までの頑張りは何だったんだ、この歳でこの先転職どうしたらいいんだ、って本当に死にたくなった日でした。いや、そこから何ヶ月もずっと死にたいと思う日々の始まりでした。


でも、とりあえず、「今だけ」と思って生きてた。正直もう指定に会える日が来るかはわからなくなってたし、会えても前みたいに彼等イコール自分の人生、みたいにはならないとは思ったけど、マモの言葉に生かされた。

そしたら、1年後にはまた就職できてました。
面談でクビ言い渡されて、自席に戻って呆然とPC見つめてたけど 1年後の同じ日同じ時間、ちゃんと会社の自席でPC見てるよ。
隣の席には 好きな人が座ってるよ。
マモがソロを始めたよ。
カルナイもソロ曲出すよ。
マジLOVEキングダムは終わっちゃったけど、マジLOVEライブが映画館で見られるようになってるよ。
君のDOLCE&GABBANAの香水のせいだよ。
っていう歌が流行ってるよ。


失業保険全額もらいきって「もう働かないと」ってなった途端に今の職場の面接の話が来るよ。そこで好きな人と出会って、好きになってもらえるよ。
多分、死ななくて良かったよ。


この先また死にたくなる時がどうせ来るけど、とりあえず今は生きてるから。

一度妥協したら死んだも同然

期間限定ですが、無職脱出が決まりました~。前の職場より遠いし始業時間早いし自由がない所だけど時給は良いので、契約期間さっさと終わらせてまた自由な職場を探したいです。期間限定なら我慢できる。

前の職場と違ってちゃんと最初から期間限定ですって言われてるから、今度は不意打ちくらって「じゃあここでの今までの頑張りはなんだったんだ…?」「転職成功して手に入れた安定した生活だと思ってたのに、またゼロからやり直しなのか…」と鬱々しなくて済みます。


ただ、今月に入ってから急に進んだ話なのと、派遣先の都合で始業日がなかなか決まらなかったことで、始業日がよりによってシネライ(=うたプリの声優ライブを映画館で流してみんなでペンラ振って見るやつ)のチケ取ってた日に当たってしまったので、初日から定時ダッシュで都内に向かうというギリギリすぎるミッションが発生してしまいました…

まあ思えば最初にちゃんと働いた所も面接日がlynch.のライブと重なって「面接時間早くしてください」って言ったし、次のところも「いつから来られますか?」って聞かれて直近で時雨と9mmのライブ入ってたからそれが終わった翌日からにしたし、その後研修だけで辞めたところも研修の前日ライブだったから泊まりでキャリー引いてそのまま研修行ったし、その次も勤務開始前日まで都内でライブだったし、いつだってやりたいことをちゃんとやり通しつつ仕事してたんでね!今回も絶対成し遂げますよ…邪魔はさせない 支配したいなら僕を倒してから行けyo~~~!!!!!!!!

貴方は私の顔も知らないの

妄想日記

妄想日記

  • シド
  • ロック
  • ¥255

バンギャルとして、バンドマンを好きになり過ぎて追いかけないと気が済まないという状態に疲れて2次元のヲタクになったのに、生身ではないキャラクターを好きになることには限界があるし、でも何かに依存して追いかけてないと生きられないし、となると行き着く所としては、好きなキャラを演じている中の人に興味がわいてしまうんですよね。


とはいえ、バンドマンという人達が自分の価値観を投影して作品を作って生活自体を活動に捧げてるのに対して、キャラクターの中の人は、自分の解釈で演技をするにしても既にあるキャラをその都度仕事で演じてるだけで、バンドマンと同じように好きになることはできないというか、それを許されていないというか。

彼らは役を離れたら普通の人として生活している存在なわけで、キャラの性格や容姿を好きになっても中の人にそれを重ねて求めて追いかけることはできないわけで。でもそれをわかっていても、見ているうちに好きになってしまうわけで。

特に近年はキャラに扮してイベントとかライブやったりすることも増えて来て、そこら辺の切り替えというか気持ちのセーブの仕方が難しいなあと思う。私みたいな病的なヲタク女には。役と切り離した所でもアイドル的な売り方をされているなあと思うし。

でもそんな彼らが私生活をどう生きようが、それが違法だったり非道徳的だったりでもしない限り批判されるべきではないし、彼らも彼らでこっちがこういう役割以上の期待を持ってしまっていることもわかった上で演じてくれていると思うので、例えば普段のイメージと全然違う人間だったとしても、キャラとかけ離れた行動を取っていたとしても、何も文句言えないんですよ。役者ってそういうものだから。自分自信を売り物にしてるわけじゃないから。

ギャップはギャップでも、年配なのに学生の声やって違和感ないとか、言われるまで男だって気づかないほど可愛く女の子を演じるとか、そういうのなら最初から受け入れられるのに、好きになって勝手に期待してしまった人物像とのズレが生じると、途端にそこに夢を見られなくなって悩んでしまうの、多分もう病なんですよね。


そもそも、こんなにずっと何か好きになる対象がいないと生きていけないことが病なんだろうな。若い時はそれに全く疑問を持たなかったし、それが楽しいからこの先も生活を変える必要は無いと思ってたけど、周りがみんなバンギャルを上がって、バンギャルじゃない友達は結婚したり仕事で偉くなったりして会えなくなって、唯一の生き甲斐になった好きな対象も解散したり自分が思うような存在ではなくなってしまったりして強制的に夢から醒めさせられて、自分には何も無いという事にこの歳でようやく気付いた、っていう。救えないし取り返しもつかない。

誰かの活動や人生に勝手に期待してそれを生き甲斐にするんじゃなくて、自分自身の手で自分の生活を良くして行かなきゃいけないのはわかったけど、今さらバンギャルでもヲタクでもなく楽しく生きる方法なんてわからないんですよ、小6からずっとその生き方しかして来なかったから。

バンギャル疲れてツアーもインストも行かなくなったらおしゃれする意味を失って、美味しい物を食べたり友達に会ったりする機会もめっきり減って、さらにコロナのせいでビジュアル系以外のライブもそれ以外のイベントも無くなって、「あ、自分、何にも無いな」「外から与えられるだけの楽しみの中で生きてたんだな」って気付かされちゃったのに、そこからどう改善していいのかわならない。めちゃ辛くないですか、これ(笑)

年齢的に 友達だけじゃなくて推しもみんな結婚して行くし 自分だけ何にもないなあって。好きな対象を追いかけることを優先して、身近で好きな人も作らず、好きな事や稼げることを仕事にせず、お金も家庭も何も手に入ってないなあ、あれ?ヤバいじゃん、それ…アハハ…って、最近ようやく気付いてすごい怖いし悲しいんですよ。

バンドマン追っかけてた時の方が、認知されてただけまだマシだったのかもなあ。お誕生日おめでとうが言えたし、言ってもらえたっていうのはすごい大きかったですね。

バンギャルやってると麻痺して忘れちゃうけど、ステージの上の好きな人にそんなことしてもらえるのって、すごいことなんですよね。
ファンやってれば、その人の大切な日を、ライブやインストという言わば「売り物」にして、一緒にいさせてもらえるのって。キャラの中の人のファンにはその権利(権利、とあえて呼ぶ)が無いし、キャラの誕生日はイベントがあっても本人いないし(これを言ったら2次元の全てにおいて身も蓋もないが)


まあ、仕事失くしてライブも無くなって誰にも会わずに何も無く過ごした今年の誕生日、勝手な期待で好きになったその人と自分の誕生日が同じ、というだけで死なずに乗り切れました。それだけでもありがたいわ。

私は一人きりでその人は誰かと二人で祝っていようが そのおかげで「何でもない日」として過ごさずに済んだ。

「こんな気持ちになれるって、僕はついているね」 ってポジティブ過ぎてすごいいい歌詞ですよね!まだしばらくはそういう気持ちで生きていくしかないかな。

青春の輝き

-青春-

-青春-

世の中のまともな人達が青春してる時期に青春できなかった私に後からそれをさせてくれたのは、追いかけていたバンドだった、というのは前も書いたけれど

彼らに会うという目的だけでなく、その為に服を買い、新幹線に乗り、知らない土地を歩き、ちょっといいホテルに泊まり、友達と呑み、名物を食べ、お土産を買って「しゃーねー明日からまた働くかー(来週も名古屋来るし)」みたいな感じで帰るというその全てが「ライブ」だったんだと、行かなくなってしまってから気が付きました。

遠征じゃなくても、ふっと「ああ、あの時間好きだったなあ」って今思い浮かべるのが、目当てのバンドが出終わった対バンで、後ろに下がって瓶のZIMA飲みながらトリが出るのを待ってる転換中、とか。好きなバンドを見ることだけでなく、ライブハウスっていう空間と、日常(田舎)を離れて自分が好きな世界に居る時間(と酒)が好きだったんだなあと。


一番好きなバンドが活休してしまっているからというだけでなく、私にはもうどのバンドにもかつてのような熱量で通うことが出来ないし、一緒に行ったり現場で会ったりしていた友達ももうほぼいないし(好きなバンドがお互い変わってしまったり、疎遠や絶縁状態だったり…)

バンギャルバンギャル(キャンディキャンディみたい)してない自分は楽しくないのに、もうバンギャルを楽しめないことがわかってるので戻れない。私は何者なのか……小6からずっとビジュアル系しか知らずに生きて来たせいで、それ以外の生き方がわからない…

みんな、何を楽しみに生きてるの?ライブ以外にそんな楽しいことなんてある??だからみんな結婚とかすんの?それってライブより楽しい?旦那って本命バンドマンよりカッコいいの?優しいの?面白いの?ベース弾けんの??

私には多分、向いてないです…あの強烈な楽しさを知ってしまっているし、20年以上もその中で生きて来たから…もう廃人になるしかないんだ………ウッ…

バンギャルが突如うたプリにハマって90回映画見に行った話(後編)

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前回(https://nanamelo.hatenablog.com/entry/2020/01/12/222701)からだいぶ間が空いてしまいましたが、ようやく書きますね。
私がうたプリにハマった経緯は前回書いたので、今回はそのうたプリの映画にまつわる私の狂気の記録についてです。



この映画が公開される頃、私は疲れていました。ライブへ行くことに。

正確に言うと、


開場時間に余裕を持って到着し、ロッカーを探し、寒いのに上着を預け入場まで外に並び、中に入ってから40分ぐらい暇を持て余し、割り込み厨を追い払いながらベスポジを最後まで死守し、好きなメンバーに「今日も来てるよ♡♡」アピールをし、終電までに急いで荷物を回収し汗だくのTシャツを着替えて汗を拭き化粧を直し電車に飛び乗り、日付が変わってから帰宅し、ほぼ寝る時間もなく翌日仕事に行くこと

に疲れていた……


そのせいで大好きだったバンドのライブへも行けなくなり、在宅で楽しめる2次元に傾倒し始めたものの、やはり根はバンギャルなので 「現場」がないと、好きな対象に会いに行けないとつまらないと感じて毎日退屈していました。


そんな中での待望の唯一の「現場」である「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」の上映・舞台挨拶があったのが、2019年6月15日。当初は、映画初見のこの1日だけで現場は終わる、そう思っていました。


が、その後、現在まで約90回見に行きました。


「なんでそんな回数見に行ってんの?」の前に、「そんな長期間上映してんの?」って話なんですけど、してるんですよ。(今はコロナのせいで休止中ですが…クソ…)しかもその映画館の一番良いシアターで、毎日。
それだけずっと見に行ってる人が私以外にもわんさかいる映画なんですよ、マジLOVEキングダムって。




うたの☆プリンスさまっ♪」は、本来アイドルである登場人物達がなんやかんやで成長して行くアニメ作品なんですけど、この映画に関しては全編がライブシーンのみで構成されてるので、ストーリーもののアニメじゃなくて「ライブ」なんですよ。

皆さん、同じライブDVD何回も見るじゃないですか、セトリもMCもわかってても。それと同じです。で、もう円盤も発売されてるけど、家とは比べ物にならない上映環境で見られるし、劇場(会場)に見に行くことで「ライブに来た感」を味わえるので、わざわざ映画館まで足を運んで見に行ってるんです。


それでもただ上映してるだけならそんなに回数行ってなかったと思うんですけど、2次元コンテンツにおける「現場」を求めていた私にとって、まさにこれがその場だったんです。


この作品は通常の上映の他にいわゆる「応援上映」という、好きなメンバーの名前を呼んだり、コール&レスポンスしたり、ペンライト振ったりしながら見るライブ形式の上映(そっちがメイン)があって、私はほとんどそっちに行っています。
バンギャルだから、振付とかやりたいんですよねどうしても!バンギャルだから!!

生身のメンバーは目の前に現れなくても、毎回セトリもMCも同じだとしても、同じ作品のファンの人達と会場(劇場)で一緒に盛り上がって見ることができる応援上映が、私にとって2次元に求めていた「現場」になったんです。

うたプリ公式のホスピタリティは素晴らしいので、ちゃんとこの作品を本物のライブとしてファンに提供してくれていて、開演アナウンスもアンコールもあるし、今までストーリーの中ではあまり見られなかった登場人物達のステージでの姿、アイドルとしての実力、メンバーそれぞれのダンスの癖やファンサの個性、楽曲の舞台演出等が見られることによって、「うたの☆プリンスさまっ♪」という作品を構成する核である「コイツらはすごいアイドルだ」っていう部分に説得力を持たせてくれたんですよね
。(これまでのアニメとゲームでは、楽曲の良さはあったものの彼らのステージングについてはほぼ描かれていなかった)


演じている声優さん達が出て来て歌うのではなく、キャラ自体がモーションキャプチャーのリアルなダンスでライブをしてくれて、MCでの発言やファンサの仕方にもキャラごとの性格がちゃんと反映されて。
これまでのコンテンツでは見られなかった彼らの本職としての姿に、初めて「客席のファン」として触れることができた作品でした。


元々、座る座席の位置によって音の聞こえ方が違うという凝った作りになっていた上に、映画館もこの作品をちゃんと「ライブ映画」として捉えてくれた所が多くあって、その劇場の中で一番音響の良いシアターで上映してくれたり、爆音映画祭という音響に特化した映画のイベントでもライブ映画として上映されたりしたので、「この劇場のこの座席で見ると臨場感がすごい!!」とか、「この映画館の最新の音響設備で見たい!」とか色々試すのも楽しくて、色んな劇場に足を運んでツアーに行ってるような気分でした。(関東在住だけど、東北や関西に遠征もした…w)



そしてここがリアルのライブに疲れていた私がそんなにたくさん行けた理由なんですけど、

「ライブとは言っても映画なので、直前に席に着いて飲み物飲みながらゆっくり座って見られる」

んですよね、当たり前ですけど。

うたプリをはじめ、こういう音楽メインのアニメやソシャゲのスタンディングライブ、イベントは他にもあるけど、マジLOVEキングダムは「ライブだけど映画」なので、好きな日に何回でも見られるし、好きな座席を指定できるし、座って自由に見られるんですよ…

映画館ってたいてい便利な場所にあるし、今日はゆっくり見たいな、って日でも前の方で見ててもメンバーにヘドバンもモッシュも指さされて強制されないし、汗かいたり筋肉痛になったりしないし、荷物預けなくていいし、終わったらすぐ帰れるし。

これ、30過ぎて体力衰えて来た人間には、大事なポイントだったんですよ。好きな物を、同じファンの人達と一緒に楽しめる現場だけど、楽に通える。現場は欲しいけど疲れたくない、私の現状にピッタリだったんです。


あと、2次元でもまあマウントの取り合いとかはあるにはあるけど、生身のメンバーが対象なのとは全然度合いとか種類が違いますからね。
認知もメンバーからの反応も無いから凹んだり悩んだりすることもないし、運営の金が続く限りは方向性の違いとかで解散もしないし、痛いファンに手出してるのバレて幻滅もしないし、ク○リやって逮捕もされないし!!!!2次元はそこが保証されている!!!!!



って感じで、好きになったキャラの初めての「現場」が拝めるのと、各劇場での上映環境を楽しんでるうちに気付いたら90回行ってました。という話。

ここまで力説してもそんなに見に行く人の気が知れないという人の方が多いとは思いますが、私のこの回数よりも多く見に行ってる人はザラにいるので、とにかくそこまですごい作品なんだ、ということは伝わって欲しい。



うたプリ制作の総監督的な立場である上松範康氏も「アニメ界でもっと他にもこういうライブ形式の映画が出来て欲しい」ということを仰っていたし、他作品でもあんな風にステージで輝く好きなキャラ達を見てみたいので、声優ライブだけじゃなくてこれからは「マジLOVEキングダム形式」も主流になったらいいな~と思います。

生きてます!!

ストレス?による蕁麻疹が1ヶ月以上続いてまともに外出できなかったり、その間に風邪引いてそれも長引いたりで全然更新してませんでしたけど生きてます。


生きてますけど、行くはずだったライブやイベントがコロナの影響で現時点でもう4つ中止&来年に延期になっていて、それ以外にも以前書いたうたプリの映画が飛沫感染防止の為に応援上映禁止になったり、延期になったライブのグッズ事前販売会がせっかく当選したのに中止になってめっちゃ競争率高いグッズを買うことがほぼ不可能になったり、オンリーショップも当選したのに中国から物が届かないとのことで在庫が枯渇して買えなかったりとバンギャルとしてもヲタクとしても本ッッッッッッ当に大打撃をくらっています。なのでほぼ死んでいます。


特にガゼ周年ライブは半年ぶりのガゼで今年の周年は今年にしかできないことだったし、プリライもとんでもない倍率を勝ち抜いて取れたチケだったのに一旦払い戻し後に(一応、今回の当選者優先で)再抽選とか本当に辛いです。


これがいつまで続くかわからないなんて、何を楽しみに頑張れば、ひいては生きればいいのか、大げさではなく生きてる意味がわからなくなります。


書くタイミングが無かったんですけど、だいぶ前の記事で失業後の就職先決まってるって書いた件、白紙になったんですよ/(^o^)\書類と適性検査は通ったんですけどね…その先で何がダメだったのか話が無かったことになりまして。その後も登録してる派遣会社にお願いして探してもらうも先に他の応募者で決まってしまって、その直後から1ヶ月蕁麻疹が全身に出続けるようになってまともに生活できなくなってしまって、ここ数日やっとよくなったのでもうすぐ再就職諦めてさっさと失業保険申請して来ました(・v・)


そんな生活の中での生きる希望であったライブがどんどん中止になって、まだ中止発表されてないこの先のツアーもどうせやらないんだろうなと思うと本当にやる気出ないです…
ライブ、展示系イベント、映画、グッズ販売、私の楽しみの全てを取り上げられてるので、本当にやる気出ないです…

マジLOVEキングダムについての記事後編はそのうちやる気が出たら書きますね…